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運命の出会い?!
その当時、私はジムニー(昭和61年式JA71のフルメタルドア)に乗っていました。世界最小のクロカン四駆のこの車が私はとてもお気に入りで、手放すことなど全く考えて無かったのですが、免許を取ったばかりの弟がこの車を欲しいと言ってきたのです。ちょうど車検が近くなってきた頃で、弟の「車検は自分が通すからその金額で売ってくれ」という言葉に、ビンボーだった私の心はグラついてしまいました。(笑) それからというもの車雑誌や中古車情報誌を買い集め、次の愛車にするクルマを物色しました。その頃候補に挙がっていたのはホンダのCR-Xやインテグラ、日産のNXクーペのようなライトなスポーツ系のクルマ。ジムニーですでにオープンの魅力にハマッていたので、次もできればオープンカーをと思って探していましたが、中古車でも値段が高くてとても予算が合いません。かといって妥協する気にもなれなかった私は悩める日々を送っていました。 そんなある日、会社のクルマ好きな友人が私にこんなことを言いました。 「オープンカーなら最近いいのが出たよ。スズキのカプチーノって知ってる?軽だけどカッコイイよ!」 ・・・この言葉がすべての始まりになろうとは・・・。
軽オープンと言えば、当時はホンダのビートがデビューしたばかり。世間はもとより会社のクルマ好きな人たちの間でもすごく話題になっていましたが、私にはどうにもピンと来るものがありません。もうひとつユーノス・ロードスターも評判で興味もありましたが、ちょうど会社の同僚が購入したばかりで同じクルマを買うのには抵抗がありました。そんな時に「カプチーノ」のことを知ったのです。勧めてくれた友人は更に言いました。 「カプチーノ・・・スズキのオープンカー?」 ジムニーのオーナーだったことで「スズキ」というメーカーに特別な親しみを感じていた私は、さっそくカプチーノの情報を集めました。その第一印象は・・・ 「かわいいっ!スタイルはモロ私好み!・・・でも軽なのに結構高いなぁ。この値段じゃ普通車買えちゃうゾ」
実は前の愛車が軽自動車だったから次は普通車に乗ろうと意味もなく決めていたので、軽自動車は全く選択肢に入れていませんでした。それでカプチーノのことも知らなかったのです。 そしてある週末、意を決して近所のディーラーへ。 「あの〜、カプチーノください」 そしてその数十分後、私は契約書へハンコを捺していました。
まるで祝福するかのように素晴しく晴れ渡った空の下、ピッカピカのシルバーボディを輝かせて、カプチーノはついに私の前に現れたのです・・・。 *1 この1年後、弟はあろうことか某N社の大型クロカン四駆に買い替えてしまい、ジムニーは再び私の元に戻ってくることになりました。が、カプチと2台分の駐車場代3万円也を毎月払っていく経済力が無く、3カ月後にはとうとう本当に手放してしまいました。ごめんねジムニー・・・。(泣) |
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