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カプチーノについて |
Q1. カプチーノってどんなクルマ?
1989年10月、カプチーノは第28回東京モーターショウにプロトタイプ・カーとして初めて世に出ました(上の写真)。このショーモデルが大評判となり、スズキは商品化を決定。当時の軽自動車規格(排気量550cc)で作られたショーモデルを新規格(同660cc)サイズに変更して、2年後の1991年11月に誕生したのが、現在のカプチーノです。
後輪駆動、2シーターオープン、ロングノーズ&ショートデッキなスタイリングのカプチーノは、典型的なライトウェイト・スポーツの持ち味を十二分に持っているクルマです。
ノーズが1600ccクラス並みに長いのと着座位置が後輪のすぐ前になるため、ステアリングを切ると自分中心に回るような感覚があります。まさに「鼻先を振り回す」という表現がピッタリ。
95年にマイナーチェンジが行われ、エンジン形式がF6AからオールアルミのK6Aに変わりました。また、これまではマニュアルミッションだけでしたが新たに3速オートマチックモデルも追加されました。
その他ボディカラーや内装など若干のデザイン・仕様変更が加えられていますが、外観はいっさい変更されていません。

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コックピットは黒を基調にまとめられ、落ち着いた雰囲気を出しています。シートはスポーツらしさを感じさせるバケットタイプ。(表皮は前期型が黒のシュリンクレザー(合成皮革)、後期型はファブリック(布)を使用)。厚いサイドシルと低いシート位置のため、乗り降りはちょっとしづらいです。
FRレイアウトのため足下が深いので、身長180cmオーバーでもポジションを取ることが可能です。またセンタートンネルが太くタイトなため、クルマとの一体感が味わえます。
ステアリングはチルト&テレスコピック機能つき(モデルによって設定の無いものもあり)。
ストロークの短いシフトノブもスポーツ感を感じさせます。タッチは良いですが、2速→1速への入りが渋いのが残念なところ。
エアコンは標準装備ですがオーディオはオプション。スペースが狭いため1DINしか付きません。スピーカーは足下に近い壁面に付いていて、さらにツイーターがフロントウインドウのデフォッガー出口の両側に付きます(スピーカーもオプション)。 |
エンジンは前期がF6A型、後期がK6A型で、ともに3気筒DOHCツインカム・インタークーラーターボ。出力は64ps。フロントミッドシップに搭載され、2名乗車時で前後で51:49という、理想に非常に近い重量バランスの良さ。両型式エンジンの各性能曲線図は下をクリックしてください。(文字が読めるように大きな画像にしてあるので重いです。ご注意!)
●F6Aエンジン性能曲線図 ●K6Aエンジン性能曲線図
ボディはスチールモノコック製。軽量化のため、軽自動車でありながらボンネット、ルーフ、リヤピラー、フェンダーの一部等にアルミパーツが使用されているという贅沢さ。そのために車重は約700kgを実現しています。
足周りもカプチーノの自慢のひとつです。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーンを採用。ホイールはアルミ(5J/14)が標準で、タイヤサイズは165/65の14インチ。このホイールは非常に軽く、同サイズで純正ホイールを越える軽さのものはなかなか見つかりません。
ブレーキは前がベンチレーテッドディスク、後ろがソリッドディスクでサイズは13インチ。この4輪ディスクブレーキの採用は、当時軽自動車初でした。オプションとしてABS、トルセンLSD、SRSエアバッグの3点セットも選択でき、これまた軽自動車では初採用と、「初」の文字のオンパレードでした。(笑)
・・・とまぁ、いろいろ並べて書いてみましたが、とにかく「乗って楽しい、走らせて面白い」クルマです。実用性はあっちに置いといて(笑)、オープン走行の気持ち良さに加えて素人でもクルマの持つ性能をめいっぱい使って走らせることができる、数少ないクルマだと思います。この楽しさ、気持ち良さをぜひ多くの皆さんに知ってもらいたいと願ってやみません!
【写真出典】
カタログ「Cappuccino」(スズキ(株))、カートップ別冊「SUZUKIカプチーノ」((株)交通タイムス社)
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